【ボランティア体験談 @東北 2013.07.18, 07.27】
投稿者:磯部 亮太(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
投稿者:磯部 亮太(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
7月18日と27日に宮城県川下地区を中心とした国内ボランティアに参加させていただきました、大学院修士1年の磯部亮太です。
東日本大震災以降、日本全国の、特に東北地方にいる学生はみな、ボランティアなどの復興支援活動に強い感心を持つようになりました。これは間違いないです。ただ、「自分に何が出来るだろうか」という不安を持っていたり、参加する機会をなかなか見つける事が出来ずにいて、最初の1歩を踏み出す勇気を持てぬまま地団太を踏んでいる状況なのだと僕は思うのです。
ハビタットの活動に参加して、その様子や達成感、やりがいを周りの学生達に周知する事で彼らの背中を押してあげることが、ある意味僕の出来る最大の復興支援なのだと思っています。
さて、具体的な活動内容についてです。
7月18日の活動では川下公民館の修復作業がスタートした事を川下地区の住民の皆さんに周知する活動を行いました。川下地区では高齢者の方が散村のように点々と離れた位置に沢山住んでらっしゃいます。でも周りにスーパーなんて無いんです。とても不便な生活だと思います。少しでも早くなんとかしてあげたいと強く思いましたし、やはり都市部の復興の様子ばかり目立っていますが、沿岸部ではまだまだ助けを必要としている人が沢山いるのだと再認識しました。
※実はこの日、僕は携帯を途中で落として無くしてしまいました…すぐに新しい携帯を買ったので特に問題は無かったのですが、その後、東北スタッフの大谷さんや稲垣さんに「携帯無くしボーイ」としてイジられるようになり、この事件をキッカケにより親密になる事が出来ました。ありがとう僕のiPhone4S.…
7月27日は他のボランティア隊員の方々と共に川下公民館の修復作業、具体的には地盤沈下した部分の埋め立て作業を行いました。この日は運悪く豪雨が公民館を襲いまして、猛暑と合わさって皆、雨か汗か分からずビショ濡れになりながら必死に作業に取り組みました。かなりの力作業でしたが、川下地区の皆さんの生活がこの公民館を拠点にして豊かになっていくのだと思うと、作業にも熱が入りました。
また、17日の活動中にも公民館の様子を見に行っていたのですが、床が地盤沈下の影響でかなり歪んでしまっていて、立っているだけで気持ち悪くなってしまいそうだったのが、27日の時点で修復作業がかなり進んでいて床は既に平らになっていました。大工さんというのは本当に凄いですね。
他にも奥松島にて現在オープン準備中の「希望のあかり商店街」に寄って、現地の方々とお話をさせてもらったり、「海鮮堂」にて美味しい昼食を頂いたりと、嬉しい楽しい事が沢山詰まった素敵な2日間でした!
※余談ですが、8月28日よりハビタットの海外建築ボランティアに参加させて頂くことが決まりました。この2日間のボランティアで盛り上がった士気をそのままに、全力で頑張ってきます。帰国しましたら、向こうで感じた事や思った事の全てを是非また報告させて下さい。
皆さん、本当にお疲れ様でした!
0 件のコメント:
コメントを投稿