2013年8月28日水曜日

国内:ボランティア体験談(東北その10)

【ボランティア体験談 @東北 2013.08.09-2013.08.10
投稿者:高山 彩子(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
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こんにちは、ハビタット・ジャパン学生支部、Eco-Habitat関西学院大学2回生の高山彩子です。私たちEco-Habitatは東北復興支援企画「いろは13」の一環として大船渡でのボランティア活動とスタディーツアーに参加しました。

8月9日はハビタットが仮設住宅で実施するアンケート調査をボランティアとしてお手伝いしました。そして、翌10日、語り部さんによるスタディーツアーに参加、陸前高田を見て周りました。

9日、アンケート調査実施前にハビタット・ジャパンのスタッフの方から注意事項などの説明を受けました。初めて聞く言葉やアンケート調査を行う上での約束事の大切さを学びました。実際の調査では、仮設住宅に住む方のお宅へ訪問し、40問近くの質問をしました。私は独り暮らしのおばあちゃんのお宅を2軒訪問する機会がありました。2人ともアンケート以外のこともいろいろお話ししてくださいました。

翌10日は陸前高田でスタディーツアーに参加。一本松などを見て周ったほか、大船渡にある津波資料館を訪れました。そして、最後には沿岸部で津波被災者の「追悼」と「復興」を祈って8月11日に開催される予定の花火大会のお手伝いに携わりました。私は去年も陸前高田の一本松付近を訪れましたが、周辺の様子はあまり変化していないように感じました。今回はスタディーツアーということもあり、語り部さんから一地元の方としての意見を伺うことができました。 また、訪問した津波資料館も地元の方が開館したこともあり、資料館の方がとても親切に当時の様子を私たちにお話ししてくださり、学ぶことが多い一日となりました。

2日間を通して、たくさんの方とお話する機会を持つことができたことに加え、アンケート調査を通じて、心のケアにも触れ、その必要性を感じとることもできました。私たちが関西に戻り東北のために何ができるのか、と言われるとはっきりとはまだその答えを見つけることができていませんが、東北のことを忘れずに、これからも私たちでできる支援を続けていきたいと思います。

私たちのためにプログラムを組んでくださったハビタット・ジャパンの方々、アンケート調査にご協力くださった方々、語り部さんなど、たくさんの方と出会えたことで、「いろは13」は2日間でしたが良い経験が出来ました。ありがとうございました。

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