【事務局便り2013.08.29】
こんにちは。ハビタット・ジャパン、支援事業部ボランティア事業担当の小倉です。
今、カンボジア、シェムリアップの空港でこのブログを書いています。
カンボジアはもちろん暑いですが、雨季なので酷暑というわけでもなく、夜はむしろ日本よりも涼しいくらいです。
今年の日本の夏は暑いですね。みなさんお体に気を付けてください。
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さて、なぜ私がカンボジアにいるかと申しますと、一昨日まで「カンボジアの家族と家を建てよう」というGV(ハビタットの海外建築ボランティアプログラム)に同行してきたからです。
通常GVは自分たちでチーム(12名より)を作り、ハビタット・ジャパンに直接申し込むものですが、ひとりで12名集めるのはなかなか大変!&そもそもハビタットを知らない人にも、GVに行ってもらいたい、ハビタットを知ってもらいたい、そういう想いから今回は旅行会社HISさんと協力してツアーを企画しました。
集まったのは、高校1年生からベテラン社会人まで13名。
東京から名古屋、大阪、福岡まで日本全国から参加です。
世代間ギャップ、地域ギャップ、そしてキャラギャップ(?)。参加動機も同じものを見て感じることも様々。そこに現地の家族やスタッフなども加わって、いろいろな価値観が混じる、「これぞGV!」という活動になりました。私も同行していて本当に勉強になりましたし、楽しかったです。
そして、そんな中でも全員が「なにか人のためにしたい、いい活動にしたい」という気持ちをもって一丸となって動いた温かいチームでした。
そんな活動の様子をスライドにまとめてみましたので、是非ご覧ください!
ツアー代金の一部はハビタットへの寄付金となり、こういった家の資材などに使われます。
またボランティアの労働力も大工さんを雇う家族の負担を軽減させます。
今回かかったツアー代金をそのまま現地に送って、現地の大工を雇えば、その方が効率はいいのでは?と思う方もいるかもしれません。確かに、そうした面もあると思います。ただ、実際に自分で現地に来て、やってみないとわからないこと、それを肌で感じ、日本に帰ってから、少しでも周りに伝えるなど行動してくれたら嬉しい。そういう想いで、私はGVを担当しています。
そしてそして、日本に帰ると思いきや、これからタイ、バンコクに向かいます!8/28スタートの「タイの家族と一緒に家を建てる活動8日間」に同行するためです。
こちらもいい活動にできますよーに!頑張ります!
ハビタット・ジャパンでは、国内外含め住居建築・修繕、またコミュニティ支援を通じて、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指して活動しています。国内外の支援現場で活動にあたるスタッフ、またボランティアとして活動に参加する方々の声をお届けします。
2013年8月29日木曜日
国内:ボランティア体験談(東北その11)
【ボランティア体験談 @東北 2013.08.02-03】
投稿者:関根 脩人、高橋 洋一(学生)/ ハビタット・ジャパンが岩手で行う復興支援活動に参加
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
今回、私たちHabitat for Humanity KUIS(以下Habitat KUIS)は、岩手県大船渡市へ東北ボランティアとして派遣されました。2011年に起きた東日本大震災から、二年が経ち、私たちは、だいぶ復興など進んでいるだろうと思っていました。しかし、震災が残した傷跡は深く、復興があまり進んでいないというのが現状でした。
私たちが今回行ったのはNGO団体Ibasho とハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(以下ハビタット・ジャパン)が協力し、作成したニーズ調査アンケートを用いながら、大船渡市の住民の方々がいる仮設住宅を訪問するというものでした。アンケートの内容は二つに分かれており、一つはIbashoの研究課題である人と人との繋がり方の調査で、もう一つはハビタット・ジャパンによる被災された方の住宅に関するニーズを調査するという内容でした。以下、Habitat KUISの関根脩人と高橋洋一が個人的に得た感想を述べます。
関根 「こんにちは!!ハビタット・ジャパン神田外語大学学生支部の2年関根脩人です。僕は今月の2日、3日つづけて大船渡支部のボランティアのお手伝いをさせてもらいました。東京の気温と同じだと思ってTシャツしか持ってこなかった僕は大船渡で少し涼しいなと感じました。さすが、大船渡!!この度大船渡オフィスのケンさんとよしこさん、神戸市立外国語大学のななさん、そして我がHabitat KUISの最高のパートナーと言える洋一君と共に、仮設住宅の皆さんに対してアンケート調査のボランティアをさせてもらいました。
なーんだ!!アンケート調査なんか簡単じゃん!!と思ったのも束の間。ちょー人見知りの僕にとってある意味GVワーク以上の難題でした(汗)。最初は台本通りにアンケート調査をしてしまい、反省点ばかり残してしまいました(汗)。しかし、そのうちコミュニケーションが上手く取れ始めると、会話が弾み、仮設住宅の住民の皆さんと笑い話まで出来るようになりました。これ本当ですよ!!
その一方、実際住宅再建の仕組みに関して理解した事や仮設住宅の住民皆さんの心の底からの本当の意見などが聞くことができ、実際現地に行ってみないと分からない事ばかりあったなと私は感じました。反対に、実際津波を経験してないその人たちに対して、僕はどのような応答すればいいのか分からなくなった時も度々ありました。けれども、笑顔が一番大切だと私は感じているので、たとえコミュニケーションが下手だとしてもニコニコっと笑顔をいつも振る舞っていました。
今回のアンケート調査を通して貴重な体験させていただけたと企画してくれたハビタットと大船渡の皆さんに私自身本当に感謝しております。今度東北で建築ボランティアのプロジェクトを行う際は、是非僕たちHabitat KUISのメンバーを呼んでください!!今度大船渡に訪れるときはちゃんとコミュニケーションとれるようなっていますので皆さん期待してくださいね!!あとまた温泉にも連れてってくださいね。以上、関根脩人からでした。」
高橋 「私も、脩人君と同じように、ただアンケートを取るだけなら、誰にもでも出来るような簡単な仕事だなと思っていました。しかし、今回のこのアンケートの結果次第で次回の建築ボランティアの方向性が決まると聞いたとき、これは、とても責任があり、重要な事なのだと認識しました。実際、アンケート調査をしてみると、そこではコミュニケーション能力がいかに大切か問われました。初めは、あいづちなどを打っていても、住民の方には『本当に私の言っている事を理解しているの?』というような懐疑的な目で見られ、うまくコミュニケーションが取れませんでした。また、ある人は、当時の震災の出来事について涙を浮かべながら語り、また、悔しさを顔に浮かべて話していたので、私は感情移入してしまい、気付いたら気持ちが落ち込んでいました。こういう状態に陥ることを疑似被災者と言うそうです。
このようにアンケート調査は簡単なものではないということを実感しました。こういったコミュニケーションを交えたアンケート調査は自分にとって初めての試みだったので、ボランティアが終わった後、何か自分の中で達成感を感じることが出来ました。」
以上、私たちが個人的に得た感想です。また、脩人君が話していたように、大船渡の人たちは、とてもフレンドリーで、思っていた以上に明るくふるまってくれたので、とても居心地が良かったです。また、大船渡の美味しい海鮮料理や、お祭りなども楽しめたので、とてもいい経験になりました。次回、東北で建築ボランティア活動が行われる時は、Habitat KUISは快く、率先して参加しますので、是非呼んでください。この度は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
投稿者:関根 脩人、高橋 洋一(学生)/ ハビタット・ジャパンが岩手で行う復興支援活動に参加
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今回、私たちHabitat for Humanity KUIS(以下Habitat KUIS)は、岩手県大船渡市へ東北ボランティアとして派遣されました。2011年に起きた東日本大震災から、二年が経ち、私たちは、だいぶ復興など進んでいるだろうと思っていました。しかし、震災が残した傷跡は深く、復興があまり進んでいないというのが現状でした。
私たちが今回行ったのはNGO団体Ibasho とハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン(以下ハビタット・ジャパン)が協力し、作成したニーズ調査アンケートを用いながら、大船渡市の住民の方々がいる仮設住宅を訪問するというものでした。アンケートの内容は二つに分かれており、一つはIbashoの研究課題である人と人との繋がり方の調査で、もう一つはハビタット・ジャパンによる被災された方の住宅に関するニーズを調査するという内容でした。以下、Habitat KUISの関根脩人と高橋洋一が個人的に得た感想を述べます。
関根 「こんにちは!!ハビタット・ジャパン神田外語大学学生支部の2年関根脩人です。僕は今月の2日、3日つづけて大船渡支部のボランティアのお手伝いをさせてもらいました。東京の気温と同じだと思ってTシャツしか持ってこなかった僕は大船渡で少し涼しいなと感じました。さすが、大船渡!!この度大船渡オフィスのケンさんとよしこさん、神戸市立外国語大学のななさん、そして我がHabitat KUISの最高のパートナーと言える洋一君と共に、仮設住宅の皆さんに対してアンケート調査のボランティアをさせてもらいました。
なーんだ!!アンケート調査なんか簡単じゃん!!と思ったのも束の間。ちょー人見知りの僕にとってある意味GVワーク以上の難題でした(汗)。最初は台本通りにアンケート調査をしてしまい、反省点ばかり残してしまいました(汗)。しかし、そのうちコミュニケーションが上手く取れ始めると、会話が弾み、仮設住宅の住民の皆さんと笑い話まで出来るようになりました。これ本当ですよ!!
その一方、実際住宅再建の仕組みに関して理解した事や仮設住宅の住民皆さんの心の底からの本当の意見などが聞くことができ、実際現地に行ってみないと分からない事ばかりあったなと私は感じました。反対に、実際津波を経験してないその人たちに対して、僕はどのような応答すればいいのか分からなくなった時も度々ありました。けれども、笑顔が一番大切だと私は感じているので、たとえコミュニケーションが下手だとしてもニコニコっと笑顔をいつも振る舞っていました。
今回のアンケート調査を通して貴重な体験させていただけたと企画してくれたハビタットと大船渡の皆さんに私自身本当に感謝しております。今度東北で建築ボランティアのプロジェクトを行う際は、是非僕たちHabitat KUISのメンバーを呼んでください!!今度大船渡に訪れるときはちゃんとコミュニケーションとれるようなっていますので皆さん期待してくださいね!!あとまた温泉にも連れてってくださいね。以上、関根脩人からでした。」
高橋 「私も、脩人君と同じように、ただアンケートを取るだけなら、誰にもでも出来るような簡単な仕事だなと思っていました。しかし、今回のこのアンケートの結果次第で次回の建築ボランティアの方向性が決まると聞いたとき、これは、とても責任があり、重要な事なのだと認識しました。実際、アンケート調査をしてみると、そこではコミュニケーション能力がいかに大切か問われました。初めは、あいづちなどを打っていても、住民の方には『本当に私の言っている事を理解しているの?』というような懐疑的な目で見られ、うまくコミュニケーションが取れませんでした。また、ある人は、当時の震災の出来事について涙を浮かべながら語り、また、悔しさを顔に浮かべて話していたので、私は感情移入してしまい、気付いたら気持ちが落ち込んでいました。こういう状態に陥ることを疑似被災者と言うそうです。
このようにアンケート調査は簡単なものではないということを実感しました。こういったコミュニケーションを交えたアンケート調査は自分にとって初めての試みだったので、ボランティアが終わった後、何か自分の中で達成感を感じることが出来ました。」
以上、私たちが個人的に得た感想です。また、脩人君が話していたように、大船渡の人たちは、とてもフレンドリーで、思っていた以上に明るくふるまってくれたので、とても居心地が良かったです。また、大船渡の美味しい海鮮料理や、お祭りなども楽しめたので、とてもいい経験になりました。次回、東北で建築ボランティア活動が行われる時は、Habitat KUISは快く、率先して参加しますので、是非呼んでください。この度は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
2013年8月28日水曜日
国内:ボランティア体験談(東北その10)
【ボランティア体験談 @東北 2013.08.09-2013.08.10】
投稿者:高山 彩子(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
投稿者:高山 彩子(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
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こんにちは、ハビタット・ジャパン学生支部、Eco-Habitat関西学院大学2回生の高山彩子です。私たちEco-Habitatは東北復興支援企画「いろは13」の一環として大船渡でのボランティア活動とスタディーツアーに参加しました。
8月9日はハビタットが仮設住宅で実施するアンケート調査をボランティアとしてお手伝いしました。そして、翌10日、語り部さんによるスタディーツアーに参加、陸前高田を見て周りました。
9日、アンケート調査実施前にハビタット・ジャパンのスタッフの方から注意事項などの説明を受けました。初めて聞く言葉やアンケート調査を行う上での約束事の大切さを学びました。実際の調査では、仮設住宅に住む方のお宅へ訪問し、40問近くの質問をしました。私は独り暮らしのおばあちゃんのお宅を2軒訪問する機会がありました。2人ともアンケート以外のこともいろいろお話ししてくださいました。
翌10日は陸前高田でスタディーツアーに参加。一本松などを見て周ったほか、大船渡にある津波資料館を訪れました。そして、最後には沿岸部で津波被災者の「追悼」と「復興」を祈って8月11日に開催される予定の花火大会のお手伝いに携わりました。私は去年も陸前高田の一本松付近を訪れましたが、周辺の様子はあまり変化していないように感じました。今回はスタディーツアーということもあり、語り部さんから一地元の方としての意見を伺うことができました。 また、訪問した津波資料館も地元の方が開館したこともあり、資料館の方がとても親切に当時の様子を私たちにお話ししてくださり、学ぶことが多い一日となりました。
2日間を通して、たくさんの方とお話する機会を持つことができたことに加え、アンケート調査を通じて、心のケアにも触れ、その必要性を感じとることもできました。私たちが関西に戻り東北のために何ができるのか、と言われるとはっきりとはまだその答えを見つけることができていませんが、東北のことを忘れずに、これからも私たちでできる支援を続けていきたいと思います。
私たちのためにプログラムを組んでくださったハビタット・ジャパンの方々、アンケート調査にご協力くださった方々、語り部さんなど、たくさんの方と出会えたことで、「いろは13」は2日間でしたが良い経験が出来ました。ありがとうございました。
国内:ボランティア体験談(東北その9)
【ボランティア体験談 @東北 2013.07.18, 07.27】
投稿者:磯部 亮太(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
投稿者:磯部 亮太(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
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7月18日と27日に宮城県川下地区を中心とした国内ボランティアに参加させていただきました、大学院修士1年の磯部亮太です。
東日本大震災以降、日本全国の、特に東北地方にいる学生はみな、ボランティアなどの復興支援活動に強い感心を持つようになりました。これは間違いないです。ただ、「自分に何が出来るだろうか」という不安を持っていたり、参加する機会をなかなか見つける事が出来ずにいて、最初の1歩を踏み出す勇気を持てぬまま地団太を踏んでいる状況なのだと僕は思うのです。
ハビタットの活動に参加して、その様子や達成感、やりがいを周りの学生達に周知する事で彼らの背中を押してあげることが、ある意味僕の出来る最大の復興支援なのだと思っています。
さて、具体的な活動内容についてです。
7月18日の活動では川下公民館の修復作業がスタートした事を川下地区の住民の皆さんに周知する活動を行いました。川下地区では高齢者の方が散村のように点々と離れた位置に沢山住んでらっしゃいます。でも周りにスーパーなんて無いんです。とても不便な生活だと思います。少しでも早くなんとかしてあげたいと強く思いましたし、やはり都市部の復興の様子ばかり目立っていますが、沿岸部ではまだまだ助けを必要としている人が沢山いるのだと再認識しました。
※実はこの日、僕は携帯を途中で落として無くしてしまいました…すぐに新しい携帯を買ったので特に問題は無かったのですが、その後、東北スタッフの大谷さんや稲垣さんに「携帯無くしボーイ」としてイジられるようになり、この事件をキッカケにより親密になる事が出来ました。ありがとう僕のiPhone4S.…
7月27日は他のボランティア隊員の方々と共に川下公民館の修復作業、具体的には地盤沈下した部分の埋め立て作業を行いました。この日は運悪く豪雨が公民館を襲いまして、猛暑と合わさって皆、雨か汗か分からずビショ濡れになりながら必死に作業に取り組みました。かなりの力作業でしたが、川下地区の皆さんの生活がこの公民館を拠点にして豊かになっていくのだと思うと、作業にも熱が入りました。
また、17日の活動中にも公民館の様子を見に行っていたのですが、床が地盤沈下の影響でかなり歪んでしまっていて、立っているだけで気持ち悪くなってしまいそうだったのが、27日の時点で修復作業がかなり進んでいて床は既に平らになっていました。大工さんというのは本当に凄いですね。
他にも奥松島にて現在オープン準備中の「希望のあかり商店街」に寄って、現地の方々とお話をさせてもらったり、「海鮮堂」にて美味しい昼食を頂いたりと、嬉しい楽しい事が沢山詰まった素敵な2日間でした!
※余談ですが、8月28日よりハビタットの海外建築ボランティアに参加させて頂くことが決まりました。この2日間のボランティアで盛り上がった士気をそのままに、全力で頑張ってきます。帰国しましたら、向こうで感じた事や思った事の全てを是非また報告させて下さい。
皆さん、本当にお疲れ様でした!
2013年8月21日水曜日
事務局: メコンビックビルド in ベトナム(その3)
【事務局便り2013.8.21】
メコンビックビルド閉幕から既に2週間以上経過しましたが、8月9日のワーク最終日の様子についてお伝えしたいと思います。最終日までの流れはその1、その2をご覧ください。
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ワーク最終日、各家ではハビタットボランティアからその家に住むホームオーナー家族に対して、家の贈呈式(ハウスデディケーション)が行われました。その後、各ハウスチームはホームオーナー家族と共に、ビルド中の拠点となった小学校に集結。メコンビックビルド閉会式の開催です。高橋がメンバーとして参加したHouse 9のチームからは、ホームオーナーのお母さんが参加。
閉会式では、各国/各チームがそれぞれ催しものを出し合います。ニュージーランドからは、国として恒例のハッカ(ニュージーランド原住民であるマオリ族に伝わる、戦い前の鼓舞の儀式)が披露されました。その迫力に大歓声があがりました。日本チームからは31名の学生がミスターチルドレン「彩り」を熱唱。一人一人の放つ「色」は違うけれど、みんなが集まるときれいな「彩り」になる。そんな思いが伝わったのか、会場からは大きな拍手が。そして、高橋が所属する多国籍チーム House 9からは、ホームオーナー家族に向けて「ハッピーバースデー」の歌を披露。各国の言語で歌い(日本語では英語と同じなので、日本語に替えて歌いました汗)、最後に”Happy birthday to your new home, happy life to you"と新しい幸せあふれる生活のスタートを願って歌いきりました。
高橋にとって、ビックビルドは初めての体験。通常のGVプログラム(海外建築ボランティアプログラム)と同様、「家を建てる」という本質は同じですが、共に建てるチームのメンバーが国籍も背景も異なるというのがとても新鮮でした。そして改めてGVの素晴らしさ、つまり、「建てる」ことでホームオーナー家族だけでなく、そこにいるすべての人と一つになることができる素晴らしさを感じることができました。
GVに参加した方でも、GVに参加したことがない方でも、ビックビルドに関心がある方は是非次回のビルドにご参加ください。
2013年8月16日金曜日
事務局:「海外建築活動映像コンクール2013」一般選考結果、発表☆
【事務局便り 2013.8.14】
こんにちは。ハビタット・ジャパンの高橋です。
2013年7月19日から2013年8月9日の期間で実施した「海外建築活動映像コンクール2013」、多数の方にご参加いただき、一般選考による結果が出ました!!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
「海外建築活動映像コンクール2013」とは:
ハビタット・ジャパンの学生支部(CC)が体験した海外建築活動(GV)をもとに、現地で出会った方々の声を含め、GVプログラムの魅力を伝える映像コンクール。全7団体がコンクールに参加。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
第一回目一般選考による入賞は、青山学院大学国際ボランティア愛好会 Shanti Shanti に決定!!
2013年春、彼らが渡航したインドネシアを舞台にGVの魅力を凝縮させた映像です。写真を使い、一つの映像にまとめ上げられた作品が投票に参加して下さった方々の心を動かしました。
(Shanti Shanti 映像はこちら⇒https://www.dropbox.com/sh/ibuxhrxeoh391fg/R1cdRKfDLs#lh:null-Shanti%20Shanti.mov)
なお、事務局選考は早稲田大学WHABITATによるムービーに決定。フィリピンGVを舞台に制作された映像。現地の声を中心にハビタットが展開するGVの意義を伝えている点が評価されました。本作品は編集作業を経て、ハビタット・ジャパンのGVオフィシャルムービーとして活用していきます。
(WHABITAT映像はこちら⇒https://www.dropbox.com/sh/ibuxhrxeoh391fg/R1cdRKfDLs#lh:null-WHABITAT.mov)
事務局・一般選考で入賞した両団体には、ハビタットオリジナル賞をプレゼント予定。その他、GVの魅力を多くの人に伝え、世界の貧困住居問題解消の一躍を担うことを使命に本コンクールに参加して下さった全団体には、ハビタットのオリジナルステッカー(左画像)をプレゼントします。
最後に、本コンクールに参加して下さった学生団体の皆さま、一般選考にご参加くださった皆さま、ご参加・ご協力ありがとうございました。
こんにちは。ハビタット・ジャパンの高橋です。
2013年7月19日から2013年8月9日の期間で実施した「海外建築活動映像コンクール2013」、多数の方にご参加いただき、一般選考による結果が出ました!!
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「海外建築活動映像コンクール2013」とは:
ハビタット・ジャパンの学生支部(CC)が体験した海外建築活動(GV)をもとに、現地で出会った方々の声を含め、GVプログラムの魅力を伝える映像コンクール。全7団体がコンクールに参加。
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第一回目一般選考による入賞は、青山学院大学国際ボランティア愛好会 Shanti Shanti に決定!!
2013年春、彼らが渡航したインドネシアを舞台にGVの魅力を凝縮させた映像です。写真を使い、一つの映像にまとめ上げられた作品が投票に参加して下さった方々の心を動かしました。
(Shanti Shanti 映像はこちら⇒https://www.dropbox.com/sh/ibuxhrxeoh391fg/R1cdRKfDLs#lh:null-Shanti%20Shanti.mov)
なお、事務局選考は早稲田大学WHABITATによるムービーに決定。フィリピンGVを舞台に制作された映像。現地の声を中心にハビタットが展開するGVの意義を伝えている点が評価されました。本作品は編集作業を経て、ハビタット・ジャパンのGVオフィシャルムービーとして活用していきます。
(WHABITAT映像はこちら⇒https://www.dropbox.com/sh/ibuxhrxeoh391fg/R1cdRKfDLs#lh:null-WHABITAT.mov)
事務局・一般選考で入賞した両団体には、ハビタットオリジナル賞をプレゼント予定。その他、GVの魅力を多くの人に伝え、世界の貧困住居問題解消の一躍を担うことを使命に本コンクールに参加して下さった全団体には、ハビタットのオリジナルステッカー(左画像)をプレゼントします。
最後に、本コンクールに参加して下さった学生団体の皆さま、一般選考にご参加くださった皆さま、ご参加・ご協力ありがとうございました。
2013年8月15日木曜日
事務局: メコンビックビルド in ベトナム(その2)
【事務局便り 2013.8.15】
こんにちは。ハビタット・ジャパンの高橋です。ベトナムで開催されていたメコンビックビルド(略:メコンビルド)、無事25世帯の家を9日に建て終わり、10日に活動が終了!!!日本から参加したみなさんと12日に帰国しました。
タイムリーにはご報告できませんでしたが、時系列にメコンビルドのワークをご紹介します。その1をご覧いただいてからその2 をお楽しみください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
ワーク3日目(8月7日)
朝一番に参加者が気にしたのは、2日かけて積み上げたレンガの壁が壊れていないか。実は、2日目のワーク終了間際、雨季ということもあり雷を伴う大雨。レンガとレンガを接着させるモルタル(セメントと砂、水を混ぜたもの)が固まる前に大粒の雨に打たれてしまった壁をチーム一同心配していました。が、なんのその。積み上げられた壁は雨で打ち砕されるこもとなく、強固な壁となっていました。3日目も壁作り。屋根の高さまでレンガを積み上げていきます。雨をよけるために頭上にはテントが。不自然な恰好でのレンガ積み作業。それでもメンバーは、一日も早く一家が安心安全に暮らせるこの家を築き上げたい、その思いに駆られ、レンガを積み上げていきます。手が余ったメンバーは壁に隙間がないか確認し、その隙間にモルタルを塗り付けていました。また、家を強固にするため、壁の途中に梁を足します。梁は編み上げた針金を木枠で囲い、そこにコンクリート(セメント、砂、砂利、水を混ぜたもの)を流して固めれば完成。
一家の娘トイはシャイな子でしたが、私たちがいることに慣れてきたのか、作業している様子を近くで見つめ、お手伝いできることを探してくれました。
ワーク4日目(8月8日)
私たちがレンガを積み上げることができる高さの壁まで作業は完了。安全管理上、大工さんに高所作業を任せ、メンバーは壁用のコンクリートやモルタル作りに。この日は新たな取り組みとして、家の床作り。今まで一家は土の床で暮らしていました。雨の日は床が泥るむなど問題がたくさん。でもこの家ができるころにはモルタルの床に暮らすことができます。まずは床の高さを揃えるべく、床の土を均等に外にかき出す作業から開始。これがかなりの重労働。メンバーはシャワーを浴びたように汗をかいていました。そして土の上にビニールシートを引き、そこにモルタルを流していきます。そうするとあれまあれまと床が完成!その他、リユースの扉や窓にペンキで色を塗っていきます。限られペンキの量。すべての扉、窓にペンキが塗れるよう、トイや近所の子どもたちも一緒になり、ペンキを一滴も無駄にしないよう慎重に作業を行いました。そして全部の扉が水色に!
ワーク5日目(8月9日):
ワーク最終日。建築作業は残すところわずか半日。現場に到着すると、大工さんんが一足先に最終段階の壁づくり。私たちに残された作業はコンクリートやモルタル作りと屋根を設置するためのお手伝い。屋根の設置まで少し時間があったので、コンクリート、モルタルを作る部隊を残し、この村を散策。家族の収入となる畑を見に行きました。広大なジャングルの中に突如トウモロコシやオクラ、茄子が豊富に実る畑が表れ、朝から姿がなかったトイが。お父さんの農作業を手伝っていました。一時の散策でしたが、この地域で生活する人々の姿を垣間見ることができた瞬間でした。
ワークに戻ると、この家を家族に渡すデディケーション(贈呈式)の準備に。メンバーが持ち寄った風船をみんなで膨らまし準備を進めていると壁が完成!そして、いよいよ家族を雨から守る屋根の取り付けに。大きなシートをどうやって上に運ぶのか?なんとシートを丸め、みんなで抱えて持ち上げ、屋根にいる大工さんに渡す作業。一歩間違えたら大ケガをしかねない作業にみんな冷や汗をかきながら慎重に一枚一枚屋根を運ぶと、完成!屋根が付くだけで格段と家のように。4日前は柱しかなかった土地に、壁が積み上げられ、床が作られ、そして屋根が。扉や窓の設置、電気の配線などはこれから2週間かけて大工さんが行うとのことですが「これでも十分」、と言わんばかりにお母さんが私の手を握ってきました。そして、「こんな風にあなたたちがやってきて、我が家ができるなんて想像してなかった。本当にありがとう」と満面の笑みで話しかけてくれました。
その後はハウスデディケーション。みんなで建てたこの家はこのデディケーションを経て、ホームオーナーさんの夢と希望を築く家になります。無口なお父さんもこの時ばかりは恥ずかしそうに満面の笑みで私たちと肩を並べ、家の完成を喜んでくれていました。
私が「奥の部屋は寝室なんだね!」と伝えると、「違うわよ、この部屋はトイが使うんだよ」と教えてくれました。この家はトイの成長を考えて手にしたかった念願の家。この家が一家の新しい希望を築く「きっかけ」になるんだと思うと、胸が熱くなりました。
タイムリーにはご報告できませんでしたが、時系列にメコンビルドのワークをご紹介します。その1をご覧いただいてからその2 をお楽しみください。
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ワーク3日目(8月7日)
朝一番に参加者が気にしたのは、2日かけて積み上げたレンガの壁が壊れていないか。実は、2日目のワーク終了間際、雨季ということもあり雷を伴う大雨。レンガとレンガを接着させるモルタル(セメントと砂、水を混ぜたもの)が固まる前に大粒の雨に打たれてしまった壁をチーム一同心配していました。が、なんのその。積み上げられた壁は雨で打ち砕されるこもとなく、強固な壁となっていました。3日目も壁作り。屋根の高さまでレンガを積み上げていきます。雨をよけるために頭上にはテントが。不自然な恰好でのレンガ積み作業。それでもメンバーは、一日も早く一家が安心安全に暮らせるこの家を築き上げたい、その思いに駆られ、レンガを積み上げていきます。手が余ったメンバーは壁に隙間がないか確認し、その隙間にモルタルを塗り付けていました。また、家を強固にするため、壁の途中に梁を足します。梁は編み上げた針金を木枠で囲い、そこにコンクリート(セメント、砂、砂利、水を混ぜたもの)を流して固めれば完成。
一家の娘トイはシャイな子でしたが、私たちがいることに慣れてきたのか、作業している様子を近くで見つめ、お手伝いできることを探してくれました。
ワーク4日目(8月8日)
私たちがレンガを積み上げることができる高さの壁まで作業は完了。安全管理上、大工さんに高所作業を任せ、メンバーは壁用のコンクリートやモルタル作りに。この日は新たな取り組みとして、家の床作り。今まで一家は土の床で暮らしていました。雨の日は床が泥るむなど問題がたくさん。でもこの家ができるころにはモルタルの床に暮らすことができます。まずは床の高さを揃えるべく、床の土を均等に外にかき出す作業から開始。これがかなりの重労働。メンバーはシャワーを浴びたように汗をかいていました。そして土の上にビニールシートを引き、そこにモルタルを流していきます。そうするとあれまあれまと床が完成!その他、リユースの扉や窓にペンキで色を塗っていきます。限られペンキの量。すべての扉、窓にペンキが塗れるよう、トイや近所の子どもたちも一緒になり、ペンキを一滴も無駄にしないよう慎重に作業を行いました。そして全部の扉が水色に!
ワーク5日目(8月9日):
ワーク最終日。建築作業は残すところわずか半日。現場に到着すると、大工さんんが一足先に最終段階の壁づくり。私たちに残された作業はコンクリートやモルタル作りと屋根を設置するためのお手伝い。屋根の設置まで少し時間があったので、コンクリート、モルタルを作る部隊を残し、この村を散策。家族の収入となる畑を見に行きました。広大なジャングルの中に突如トウモロコシやオクラ、茄子が豊富に実る畑が表れ、朝から姿がなかったトイが。お父さんの農作業を手伝っていました。一時の散策でしたが、この地域で生活する人々の姿を垣間見ることができた瞬間でした。
ワークに戻ると、この家を家族に渡すデディケーション(贈呈式)の準備に。メンバーが持ち寄った風船をみんなで膨らまし準備を進めていると壁が完成!そして、いよいよ家族を雨から守る屋根の取り付けに。大きなシートをどうやって上に運ぶのか?なんとシートを丸め、みんなで抱えて持ち上げ、屋根にいる大工さんに渡す作業。一歩間違えたら大ケガをしかねない作業にみんな冷や汗をかきながら慎重に一枚一枚屋根を運ぶと、完成!屋根が付くだけで格段と家のように。4日前は柱しかなかった土地に、壁が積み上げられ、床が作られ、そして屋根が。扉や窓の設置、電気の配線などはこれから2週間かけて大工さんが行うとのことですが「これでも十分」、と言わんばかりにお母さんが私の手を握ってきました。そして、「こんな風にあなたたちがやってきて、我が家ができるなんて想像してなかった。本当にありがとう」と満面の笑みで話しかけてくれました。
その後はハウスデディケーション。みんなで建てたこの家はこのデディケーションを経て、ホームオーナーさんの夢と希望を築く家になります。無口なお父さんもこの時ばかりは恥ずかしそうに満面の笑みで私たちと肩を並べ、家の完成を喜んでくれていました。
私が「奥の部屋は寝室なんだね!」と伝えると、「違うわよ、この部屋はトイが使うんだよ」と教えてくれました。この家はトイの成長を考えて手にしたかった念願の家。この家が一家の新しい希望を築く「きっかけ」になるんだと思うと、胸が熱くなりました。
2013年8月9日金曜日
事務局: 「局地激甚災害」支援ボランティア情報(山口県・島根県)
【事務局便り 2013.8.9】
こんにちは。ハビタット・ジャパン支援事業部です。今日は、7月末に山口県と島根県を襲った豪雨についてのお知らせです。
報道でも取り上げられている通り、被災した一部地域が市町村単位で指定される「局地激甚災害」(簡単に言うと、大規模な地震や台風など著しい被害を及ぼした災害で、被災者や被災地域に助成や財政援助を特に必要とする災害のこと)に指定されることになりました。
■災害ボランティアセンター情報
☆山口県社会福祉協議会(山口県)
http://www.yamaguchikensyakyo.jp/
☆島根県社会福祉協議会(島根県)
http://www.fukushi-shimane.or.jp/cgi-bin/whatsnew/whats_display.cgi?id:emergency+base:/whatsnew/menu.html
■ご注意
○作業内容は、豪雨による被災家屋の後片付け(清掃、泥出しなど)等が主になるようですが、詳細は各ボランティアセンターにご確認ください。
○ボランティア参加の際には、ボランティア保険(天災型)の加入が必要です。お住まいの地域の社会福祉協議会等での事前加入をおすすめしますが、現地での加入が可能かどうかは、各ボランティアセンターにお問い合わせください。
○災害ボランティアセンターの開設期間、受け入れ人数、および対象(県内のみ、県外可など)は、作業の進行状況によって変わることがあります。現在の受け入れ状況は、各ボランティアセンターにご確認ください。
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こんにちは。ハビタット・ジャパン支援事業部です。今日は、7月末に山口県と島根県を襲った豪雨についてのお知らせです。
報道でも取り上げられている通り、被災した一部地域が市町村単位で指定される「局地激甚災害」(簡単に言うと、大規模な地震や台風など著しい被害を及ぼした災害で、被災者や被災地域に助成や財政援助を特に必要とする災害のこと)に指定されることになりました。
現在のところ、ハビタット・ジャパンとしては、これらの地域に向けたボランティア派遣を行っていませんが、下記のとおり、山口県と島根県で開設された災害ボランティア、ボランティア募集がありますので、ご紹介いたします。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~■災害ボランティアセンター情報
☆山口県社会福祉協議会(山口県)
http://www.yamaguchikensyakyo.jp/
☆島根県社会福祉協議会(島根県)
http://www.fukushi-shimane.or.jp/cgi-bin/whatsnew/whats_display.cgi?id:emergency+base:/whatsnew/menu.html
■ご注意
○作業内容は、豪雨による被災家屋の後片付け(清掃、泥出しなど)等が主になるようですが、詳細は各ボランティアセンターにご確認ください。
○ボランティア参加の際には、ボランティア保険(天災型)の加入が必要です。お住まいの地域の社会福祉協議会等での事前加入をおすすめしますが、現地での加入が可能かどうかは、各ボランティアセンターにお問い合わせください。
○災害ボランティアセンターの開設期間、受け入れ人数、および対象(県内のみ、県外可など)は、作業の進行状況によって変わることがあります。現在の受け入れ状況は、各ボランティアセンターにご確認ください。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
※なお、ボランティアに参加予定(または参加済み)で、現地状況や活動について、ハビタットに情報を共有いただける方は、<info@habitatjp.org>までご一報ください。
2013年8月7日水曜日
国内:ボランティア体験談(東北その8)
【ボランティア体験談 @東北 2013.07.27-2013.07.28】
投稿者:外山 風花(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
投稿者:外山 風花(学生)/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
こんにちは。7/27、28の2日間、宮城ボランティアに参加した大学1年生の外山風花と申します。
震災が起きた2年前は高校生で、今まではテレビやネットを通してでしか震災のことを知ることができませんでした。初めて震災関連の映像を見たときは、あまりにも流れてくる映像が現実的ではなくて、同じ日本に住んでいるのにどこか違う場所のような気がしていました。そのため、今回実際に自分の目で見て、感じることができて良かったです。
◆活動内容:
1日目は川下(かわくだり)公民館の中の修復作業と地盤沈下が起きた場所への土砂運びを行いました。活動を行った地域では綱引きが盛んで、よく川下公民館で綱引き大会が開かれていたそうです。中の修復作業をしているときも当時の大会の写真が多くあり、全ての修復作業が終わったらもう一度大会を開くことができるといいなあと思いました。
また、活動をしながら現地の方とお話することができて「ボランティアに来てくれるだけで嬉しい」と言っていただけて、とても嬉しかったです。作業がメインでしたが楽しい時間を過ごすことができました。
2日目は東松島市で行われたこども祭りのお手伝いをしました。お手伝いというより地元のこどもたちと話したり、自分も楽しむことが出来ました。あと、屋台がたくさん出ていたのでこどもたちと混じって一緒に遊んだりもしました(笑)。
今回の活動で良かった点は、昔から今への復興作業だけでなくて、今からこれからの発展、2つのお手伝いができたことだと思います。まだ片付いていなかったり復興作業が終わっていないところは多くありますが、お祭りを開催できたり着実に進んでいるところがあるのも今回のボランティア活動を通して実感できました。
これからも継続してボランティア活動に参加したいと思います!
今回活動を一緒に行った皆さん、ハビタットのスタッフさん、ありがとうございました。
事務局: メコンビックビルド in ベトナム(その1)
【事務局便り 2013.8.7】
こんにちは!事務局の高橋です。今回は高橋がベトナムから便りを送ります。
そう、わたくし高橋は、8月4日から10日まで 開催されているメコンビックビルド(略:メコンビルド)に参加中。
ビックビルドとは、GVと異なり、世界中からハビタットのサポーター(支援者)が一同に集まり、一つの地域で、たった5日という短い期間で数十世帯が安心・安全に暮らせる家、「ホーム」を築く活動です。
メコンビルドには、日本、中国、香港、カンボジア、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド以外にも遠く離れたアメリカ、カナダ、ドイツなどからもサポーターが集結。総勢200名近くが、ベトナムの南部、メコンデルタ地帯に位置するTieng Gian省で建築活動にあたります。
ハビタット・ジャパンからはわたくしを始め、社会人1名、そして学生支部が企画した「Step to Peace 2013」を通じて大学生31名の計33名が参加。4世帯のビルドに携わっています。高橋は、社会人1名とともに多国籍チームに合流、House 9を担当しています。下の写真は家族(お父さん、お母さん、娘さん)と共にメンバーでの記念撮影。これから多国籍チーム、ワークの様子をご紹介します。
ワーク初日(8月5日)
建築初日は安全面、作業面についてのオリエンテーションを行い活動がスタート。家の外壁、床を5日で完成させていくためには、チームが一つになり、日々与えられたゴールに到達できるよる建築作業を進めていく必要があります。House 9のハウスリーダーであるアメリカ人、オリビアの掛け声のもと作業が開始。会ったばかりとは思えないほどチームワーク良く作業を進めることができました。
ワーク2日目(8月6日目)
作業終盤では大雨に遭遇。2日目のゴールまでは到達できませんでしたが、遅れはほんの少し(優秀!)。ケガや大きな病気もなく順調に進んでいます。
外壁の壁はこんなにまで高くに。現地の大工さん、ホームオーナー家族との交流を楽しみながら作業を進めています。明日も朝7時半にはホテルを出発!この続きは次回を楽しみにお待ちください。
こんにちは!事務局の高橋です。今回は高橋がベトナムから便りを送ります。
そう、わたくし高橋は、8月4日から10日まで 開催されているメコンビックビルド(略:メコンビルド)に参加中。
ビックビルドとは、GVと異なり、世界中からハビタットのサポーター(支援者)が一同に集まり、一つの地域で、たった5日という短い期間で数十世帯が安心・安全に暮らせる家、「ホーム」を築く活動です。
メコンビルドには、日本、中国、香港、カンボジア、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド以外にも遠く離れたアメリカ、カナダ、ドイツなどからもサポーターが集結。総勢200名近くが、ベトナムの南部、メコンデルタ地帯に位置するTieng Gian省で建築活動にあたります。
ハビタット・ジャパンからはわたくしを始め、社会人1名、そして学生支部が企画した「Step to Peace 2013」を通じて大学生31名の計33名が参加。4世帯のビルドに携わっています。高橋は、社会人1名とともに多国籍チームに合流、House 9を担当しています。下の写真は家族(お父さん、お母さん、娘さん)と共にメンバーでの記念撮影。これから多国籍チーム、ワークの様子をご紹介します。
ワーク初日(8月5日)
建築初日は安全面、作業面についてのオリエンテーションを行い活動がスタート。家の外壁、床を5日で完成させていくためには、チームが一つになり、日々与えられたゴールに到達できるよる建築作業を進めていく必要があります。House 9のハウスリーダーであるアメリカ人、オリビアの掛け声のもと作業が開始。会ったばかりとは思えないほどチームワーク良く作業を進めることができました。
ワーク2日目(8月6日目)
作業終盤では大雨に遭遇。2日目のゴールまでは到達できませんでしたが、遅れはほんの少し(優秀!)。ケガや大きな病気もなく順調に進んでいます。
外壁の壁はこんなにまで高くに。現地の大工さん、ホームオーナー家族との交流を楽しみながら作業を進めています。明日も朝7時半にはホテルを出発!この続きは次回を楽しみにお待ちください。
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