2013年9月24日火曜日

事務局: 「東西CC合同ワークショップ」、開催終了のお知らせ

【事務局便り2013.09.24】

こんにちは。ハビタット・ジャパン事務局の高橋です。
今日は、ハビタット・ジャパンと共に世界の貧困住居問題を解消すべく活動している私たちのパートナーである学生支部、通称Japan  Campus Chapter(CC)について投稿したいと思います。

現在、日本全国に22の学生団体がCCとして活動しています。CCの役割は主に3つ。ハビタットが取り組む住居建築活動にボランティアとして参加すること。全てのCCが年に1度は海外の支援現場にチームを派遣し、住居建築活動に携わっています。団体構成員が100名を終えるようなCCでは年に多くて6(!)チームを海外に派遣。私たちの支援活動を支えています。また、ハビタットが進める復興支援活動現場にも赴き、ボランティアとして活動に参加しています。2つ目が、国内における啓発活動。まだまだ知られていない貧困住居問題を知ってもらうために、各CC様々な企画を立ち上げ実施しています。例えば、ちゃりんこプレゼン。数週間かけて各県にある町や学校を自転車で旅して周り、CCとして得たものや感じたことを周りに伝えることでハビタットのことを知ってもらう企画です。そして3つ目がファンドレイジング活動。街頭募金を行ったり、イベントを実施したりしています。

ハビタットと共に歩むCCはハビタットにとって欠かせないパートナーです。そんなCCを対象に、ハビタット・ジャパンでは年に一度、日本全国のCCとハビタットに関心のある学生を一同に集め、合宿を行っています。それがCCの間では名の知れた「東西CC合同ワークショップ」。2日、実質1日という限られた時間ですが、日ごろ会うことができない各CCメンバーとハビタットスタッフ、またCC間の交流を通じて、CCが互いの活動を知り、そこから新たな学びを発見する機会となっています。また、私たちハビタットスタッフにとっても、学生の活動を通じてたくさんの気づきの機会となっています。今年は、9月22-23日に実施。2009年に初開催してから5回目の「東西CC合同ワークショップ」を無事終えることができました。

5年前は、参加人数が70名程度でしたが、なんと今年はその2倍。140名近くの学生が北は北海道、西は大分から集まりました。私自身、これまでに3回合宿を見てきましたが、改めて各CCの成長、また広がりを身に染みて感じることができました。

2日目にハビタットが実施したワークショップでは「5年後のハビタットを考える」がテーマ。CCに入部したばかりの大学1年生には難しいテーマかと心配しましたが、ワークショップが始まると各チームから様々なアイデアが溢れだし、活発に議論が進みました。発表では「CCのOBOG組織化について多数の新しいアイデアを出してもらうことができ、私自身とても多くの刺激を受けました。各CCメンバーが、今ある大学の垣根を超えた横の広がりだけでなく、時間軸としての縦の繋がりを共に考えてくれたことをスタッフ一同とてもうれしく思いました。

ハビタットのCCが横に、そして縦に繋がることで、ハビタットとしての使命を全うすべく支援を続けることができます。一人でも多くの人に幸せが築けるよう、そして支援してくださる方々がその幸せを感じられる様、活動を続けていきます。合宿に参加してくれたCCのメンバー、そしてピンクジャンバース(学生スタッフ)として参加してくれたメンバー、OBOGとして参加してくださった社会人の方々、本当にありがとうございました。








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