【東北スタッフ便り 2013.06.11】
Tシャツで気持ちよく過ごせる季節になりましたね!
宮城県東松島事務所より野口です。ハビタットの海外事業として約2年間のスリランカでの業務を終え、今年3月より新しく着任しました。
山形生まれ、山形育ちで、同じ東北の地でハビタットのスタッフとして東北の人々のために従事できることに、やりがいを感じています。宮城弁と山形弁で、コミュニケーションもばっちりです!
スリランカでは、25年以上続いた内戦で家を失った国内避難民の帰村と再定住を促進することを目的に、家を建てる支援を行いました。日本もスリランカも、家を失った背景は自然災害と内戦とで異なりますが、失った生活を取り戻すために希望を捨てずに辛抱強くお互い支え合って前進する人々の姿には、同じものを感じています。
現在、東松島市内の被災した人々を対象に、家屋修繕にかかる工事費を補助する支援を行っています。申し込みのあったお宅を1軒1軒訪問し、聞き取り調査と修繕したい箇所の確認を実施。震災後2年が経った今、住宅の修繕はだいぶ進んでいる一方で、経済的な理由などで生活する上で不可欠な場所も改修できない世帯がいるのも事実です。世帯主やご家族の方一人ひとりと対面してお話しを聞かせて頂くため、より人々が直面している問題について一緒に考えることができることがこの支援の魅力だと思っています。
日本の東北で、海外で、ハビタットができること、必要とされることを追究し、人々の自立への足がかりとなれるよう、これからもがんばって行きます。
みなさん、宮城さ来てみてけらい~ん。
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