【事務局便り
2013.5.17】
ハビタット・ジャパン事務局の田中です。
元気ですか!Tシャツでも十分なほど暑い日があったり、突然寒くなったり、忙しいですね。みなさんお変わりないですか?僕の周りには風邪をひいている人が多いので、みなさんも風邪をひかないように気を付けてください。
さて、去る2月27日~4月27日の2か月間、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・アジア太平洋エリアオフィス(以下、AP)がHabitat for Humanity Youth BUILD 2013(以下HYB2013)というキャンペーンを行いました。
HYB2013は、アジア太平洋地域の貧困の現状を知ってもらい、HFHの理念である「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を達成するための活動です。APからハビタット・ジャパンを含む7か国が参加し、1,000以上の世帯をサポート、14,000人以上の学生が参加しました。
私たちハビタット・ジャパンは、東北被災地でボランティア活動と、それに先駆けた全国学生支部、合同募金活動を実施。YouthBUILD最終日の4月27日には、他国での学生の取組みと同時に、34名の、ハビタット・ジャパンの学生支部に所属する学生が、東北被災地でボランティア活動を行いました。
合同募金活動は、HYB2013最終日の1週間前、4月20日、21日(一部地域を除く)に全国で実施。2日間で、約30万円以上の寄付のご協力をいただきました。私も関西での募金活動の様子を見に行ったのですが、小雨の降る中、大きな声で東北被災地への継続的支援を呼びかける学生たちの姿に心を打たれました。HYB2013の2か月間を通じては、50万円以上の寄付が集まり、4月27日に、学生から現地への支援金受け渡しのセレモニーが行われました(写真上)。頂きました寄付は、ハビタット・ジャパンが宮城県東松島市で取り組む被災住宅修繕事業に活用させていただきます。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
また、HYB2013に合わせて行った宮城県被災地域でのボランティア活動は、新しくできた仮設商店街のためのベンチやテーブル作り、仮設住宅でのお祭りのお手伝いなどを行いました。初めて東北の足を運んだという学生も多い中、地元の方から震災当時の話を聞き、被災地域の現状を目にした学生からは、復興はまだまだこれからで、決して忘れてはいけないことだということを再認識していました。
関東や関西、広島からもボランティアに来てくれて、また全国の仲間が募金活動を通じて支援をしてくれたHYB2013 in Japan。 世界中の若者が同時に「誰もがきちん誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」という目標を実現させるために挑戦した取組みは、間違いなく、目標達成に向け、前進したと思います。
※ 写真は、上から日本×2、ネパール、インド、カンボジア、インドネシア、フィリピン、中国
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