2013年5月31日金曜日

事務局:ハビカフェ開催のご報告

【事務局便り 2013.5.31】

こんにちは。東京は早くも梅雨入りしたとのことですが、今日は真夏のように晴れ渡った空ですね。天気がいいと心が軽くなるもの。すがすがしい一日の始まりです。

さて、事務局高橋より、5月25日に開催されたハビカフェのご報告。

まずは皆さん、「ハビカフェ」とは何かご存知でしょうか?NPO団体の多くが、支援者の皆様に対して活動報告する場を設けていますが、「ハビカフェ」はハビタットを知ってもらうだけでなく、もう一つ大きな目的をもって開催されています。

「ハビカフェ」の生い立ちは、なんと、2007年7月まで遡ります。

当時、ハビタットの海外建築ボランティアプログラム(Global Village Program:GVプログラム)に参加してくださった方が、ハビタットの提供するGVプログラムこそが「Travel with a purpose ; 目的意識のある旅」と明言。参加するだけの観光旅行では物足りない、せっかく海外に行くなら何か結果を残したい、世界の貧困問題に対して自分も何かできるはず....GVプログラムに参加する人(ハビ人)はさまざまな目的をもっている、ハビ人の思いを共有できる場が欲しい。そんな強い要望から「ハビカフェ」の前身「ハビ人集会(Traveler with a purpose)」が立ち上がりました。そして、2012年末に名称を「ハビカフェ」に変更。

会の形は時と共に移り変わっていますが、根幹にある「人と人とをつなぐ場」という目的は今も大切に受け継がれ、ハビタットの活動に参加してくださった方、また関心のある方が集まり、気軽に思いや情報を交換しあう場として開催され続けています。

さて、今回のご報告である5月25日の「ハビカフェ」、そのテーマは「ボランティア」。前回同様、渋谷区千駄ヶ谷にある「ジャマイカうどん」さんをお借りし開催されました(毎回ありがとうございます!)。参加者は学生3名を含めた21名。

会の前半では、ハビタットの強みであるボランティアさんと一緒に行う支援について、今夏開催予定の個人参加可能なGVプログラムの紹介から、震災直後から続けている東北支援活動へのボランティア募集まで、参加者による体験談を織り交ぜながら活動を紹介しました。



そして、会の後半は交流会。初めてGVプログラムに参加する方からは、「体調管理の対策について教えてほしくて会に参加しました」など、まさに情報交換を求めての参加。また、東北のボランティア活動で出会った仲間、海外で活動を共にした仲間、学生時代にハビタットの活動に取り組んできた社会人たちが再開を果たす場となり、交流会は大盛り上がり。21時に終了の予定が、会場のご厚意もあり21時半まで延長。話し足りない多くのハビ人達が、二次会へと流れていきました。


次回の開催は7月を予定。様々なバックグラウンドや思いを持つ方、またハビタットスタッフとも気軽に話せる場、是非ご参加ください。

2013年5月23日木曜日

国内:ボランティア体験談(東北その4)

【ボランティア体験談 @東北 2013.04.28-2013.04.29】
投稿者:仁科正佳(社会人)/ ハビタット・ジャパンが大船渡で行う災害支援活動に参加

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こんにちは。
仁科正佳と申します。歳はもうじき50、静岡県在住です.

GWに、大船渡での、ハビタット・ジャパン主催の、ボランティア活動に参加しました。様々な体験ができ、とても充実した活動でした。是非、皆さんにも、今後も計画されているという活動へ、参加していただきたいと思い、「どんな活動だったのか」・「現地での滞在はどうだったのか」・「一緒に活動したチームのメンバーはどうだったのか」をご紹介します。

今回、私は、28()昼~29()夕方まで、活動しました。募集期間は、27()29()の中、ご了解をいただき、途中から参加することができました。

「どんな活動だったのか」

着いた初日は、大船渡から車で20分くらい移動した、「越喜来地区」で、ログハウスを建てるお手伝いをしました。

屋根を担当しました。ログハウスメーカーの方や、現地の工務店の方と、共に、山から吹き降ろしてくる冷たく強い風と闘いながら、下地用の黒いシートをお化けホッチキスで張ったり、瓦代わりのシートを、模様を整えながら、釘で打ち付けたりしました。そのシートから剥がした接着面の保護シールを、サンタクロースのプレゼントのように、腰に巻いたごみ袋に貯め込みながら、やりました。休憩中には、「欲しいなぁ、このハウス。」なんて考えながら、物色してました。


二日目は、午前中は、「大船渡屋台村」近くで、物置小屋を建てました。昔、教師をされていたという先生や、よく、活動の手伝いをしてくださるという地元の女性の方と、共に、壁に、トタン板を立てたり、屋根に、樹脂の波板を張ったりしました。トタンに打った釘の列が、上下バラバラになってしまいましたが、許してもらいたいと思います。

午後は、「碁石海岸」近くで、新しく建てられた魚屋さんの店舗の壁面へ、塗装をしました。絵心のあるチームのメンバーに手ほどきを受け、光を浴びながら飛んでいるカモメの絵を描いたり、難しい漢字のレタリングにチャレンジしました。描いた絵や字が、間近で見るのと、遠く(道路)から見るので、出来映えが異なり、何度もやり直して、仕上げました。休憩中には、店主さんや奥様が、差し入れてくださった飲み物や果物をいただきながら、震災直後のお話を、写真を見せてもらいながら、伺ったりすることもできました。

ちゃっかり、「旬になりましたら、お魚、送ってください。」と、お願いまでして来てしまいました。

普段の日曜大工ではできないような、いろいろな作業を体験できた事は、収穫でした。また、総ての作業は、付いてくれた方や、チームの皆が、丁寧に、教えてくれたり、助けたりしてくれたので、迷ったり・困ったりすること無く、作業できました。

「現地での滞在はどうだったのか」



出発前には、「どんなところに、寝泊りするのだろう?」・「コンビニは、近くに有るのかな?」など、心配しましたが、現地でのハビタット・コーディネータの、小松さん・徳地さんが、いろいろと気を配ってくれ、困ることなど無く、過ごすことができました。活動中のお昼時には、常に、作業現場から離れた、公園などに連れて行ってくれました。感謝感謝です。

カップラーメンにもなっているラーメン屋の本店を教えてくれたり、リアス式海岸が実感できるような、湾が一望できる高台へ連れて行ってくれたりもしました。一日の活動を終えた後、連れて行ってくれた温泉は、もう一度行きたくなるようないい湯ばかりでした。帰り際には、人気の、大船渡土産を教えてもらったりもしました。

「一緒に活動したチームのメンバーはどうだったのか」

今回、Habitat For Humanityというインターナショナルな団体が主催する活動に参加したせいでしょうか、インターナショナルなチームメンバーと共に、活動する事ができました。コーディネータのお2人の下、13名の内、集まった11人のボランティアは、内7名が、日本在住でありながらも、外国人の皆さんでした。

当然、チーム内の公用語は英語、といった具合で、作業中も、休憩中も、作業後も、英語が必要でした。英語が判らず、私が取った身振り手振りに、丁寧に、日本語を交えつつ、簡単な英語で、応えてくれるという連続でした。活動最終日には、連絡先を交換し合い、再会を誓い合いました。

英語の勉強の必要性を感じさせられた事は、言うまでもありませんが、楽しく・嬉しい体験ができました。この体験記も、和英併記で書ければ、ベストなのでしょうが、too difficultです。悪しからず。


終わりに・・・

今回の、「また行きたい。」と思えた活動を、伝えられたかどうか、判りませんが、今後の、ハビタットの東北での活動へ、参加しようと思いながらも躊躇している方がいらっしゃれば、その方の背中を押す事ができれば、幸いだと思っています。私自身は、「もうちょっと、近ければなぁ…。」という本音と共に、次の、参加可能なスケジュールの案内が出るのを、待っています。

あの日から2年が過ぎ、どうにか、片付けに目処が付き始めた被災地だと思います。今後は、徐々に、片付けが終わった跡をどうするか?に、ステージが変わって来るでしょう。

「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を目指したハビタットの活動は、そんなステージに、マッチしているものだとも思います。もちろん、そのような活動を行なっているのは、ハビタットだけではないと思いますし、我々のようなボランティアに求められているものは、そのようなものだけではないと思います。

「想いのあるところに、道はある。」

と、言います。「道」があるとすれば、あとは、「想い」です。「道」はあることをご紹介したく、今回、私の、GWでのハビタットでの活動を、紹介させていただきました。ご一読くださり、ありがとうございました。

2013年5月13日月曜日

事務局 : ハビタット・ユースビルド2013開催報告!

【事務局便り 2013.5.17】

ハビタット・ジャパン事務局の田中です。

元気ですか!Tシャツでも十分なほど暑い日があったり、突然寒くなったり、忙しいですね。みなさんお変わりないですか?僕の周りには風邪をひいている人が多いので、みなさんも風邪をひかないように気を付けてください。

さて、去る2月27日~4月27日の2か月間、ハビタット・フォー・ヒューマニティ・アジア太平洋エリアオフィス(以下、AP)がHabitat for Humanity Youth BUILD 2013(以下HYB2013)というキャンペーンを行いました。

HYB2013は、アジア太平洋地域の貧困の現状を知ってもらい、HFHの理念である「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を達成するための活動です。APからハビタット・ジャパンを含む7か国が参加し、1,000以上の世帯をサポート、14,000人以上の学生が参加しました。

私たちハビタット・ジャパンは、東北被災地でボランティア活動と、それに先駆けた全国学生支部、合同募金活動を実施。YouthBUILD最終日の4月27日には、他国での学生の取組みと同時に、34名の、ハビタット・ジャパンの学生支部に所属する学生が、東北被災地でボランティア活動を行いました。


合同募金活動は、HYB2013最終日の1週間前、4月20日、21日(一部地域を除く)に全国で実施。2日間で、約30万円以上の寄付のご協力をいただきました。私も関西での募金活動の様子を見に行ったのですが、小雨の降る中、大きな声で東北被災地への継続的支援を呼びかける学生たちの姿に心を打たれました。HYB2013の2か月間を通じては、50万円以上の寄付が集まり、4月27日に、学生から現地への支援金受け渡しのセレモニーが行われました(写真上)。頂きました寄付は、ハビタット・ジャパンが宮城県東松島市で取り組む被災住宅修繕事業に活用させていただきます。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

また、HYB2013に合わせて行った宮城県被災地域でのボランティア活動は、新しくできた仮設商店街のためのベンチやテーブル作り、仮設住宅でのお祭りのお手伝いなどを行いました。初めて東北の足を運んだという学生も多い中、地元の方から震災当時の話を聞き、被災地域の現状を目にした学生からは、復興はまだまだこれからで、決して忘れてはいけないことだということを再認識していました。

関東や関西、広島からもボランティアに来てくれて、また全国の仲間が募金活動を通じて支援をしてくれたHYB2013 in Japan。 世界中の若者が同時に「誰もがきちん誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」という目標を実現させるために挑戦した取組みは、間違いなく、目標達成に向け、前進したと思います。









※ 写真は、上から日本×2、ネパール、インド、カンボジア、インドネシア、フィリピン、中国



















事務局:東北スタッフ便り(その3)

【東北スタッフ便り 2013.05.13】

みなさん、こんにちは!大船渡事務所の徳地です。

今回は私の初エントリーということで、自己紹介と大船渡自慢、今はまっている大船渡のものを紹介したいと思います。

海外生まれ海外育ちの私が「来日」したのは高校卒業してから。来大(大船渡に来ることを来大というそうです 笑)したのは2012年の5月。震災後、ずっと復興支援に携わりたかったものの、なかなか決心がつかず、勤めていた会社を辞め、紆余曲折を経てハビタットに入り、大船渡に来ました。

時間が経つのは早いですね。初めて大船渡に来て、大船渡に来たことのある人にはおなじみのサンリア前に降り立った時の不安と感動(感情が動くという意味での感動)を今でもはっきりと覚えています。大きな希望と大きな野望?を背負って、どこだかぎこちなかったと思います。

そんな私ですが、大船渡に住みつき、住民票を移し、日々様々な人とかかわりあっている中で本当に大船渡を心から愛するようになりました。天気のいい日、まるもりホテル(企業ボランティアさんで泊まった方も多いかと思いますが)の前の道路から一望できる大船渡湾が遠くでキラキラし、養殖用の黒い浮きと少しばかりの漁船だけが風に抗うように、ぽつんぽつんと湾内に浮かぶ。その海の美しさにいつも言葉を失います。

また、被災地で活動をしていると聞くと、たまに衣食住にさぞかし不自由しているのではないかと思われることもありますが(逆にもう二年たったのだから復興しているだろうと思われることも!どちらも根拠なき偏見ですので、是非一度来て確認しに来てください!)、大船渡に関しては特に食に関しては大変恵まれていると言えます。生まれてこの方、これほどおいしい海の幸に出会ったことはありませんでした。ちなみに、写真のささき鮨の大将は弟子を探しておられます。どなたか鮨職人になりたい方、いらっしゃいませんか?お金をだして修行させてもらうくらいおいしいです!全国鮨研究会巻き鮨部門チャンピョン、握りで3位!





そして最近のマイブームとしては、FMねまらいんとオオフナトン!ねまらいんは大船渡発のコミュニティーエフエムラジオ局で、防災情報や市民によるラジオ番組などを放送。中でも徳地は高校生DJによる「ちまらじ」を気に入っています。他にもちょっとした時にちょっとした知り合いが出たり、街のほのぼのニュースがでたりして、時には文句を言いながら(「この人挨拶が長い!」)、時には悪態をつきながら(「音楽全然リクエストお答えできてなーい!」)よき運転のオトモになっています。良く噛むラジオパーソナリティも、これまた愛嬌(笑)。ねまらいんFBページ:http://www.facebook.com/Radioofunato

オオフナトンは説明より見せるが易し 笑。(ちなみにうちの事務所の板沢はおおふなとんそっくりです。私が言いふらしているのは本人には内緒ですが 笑)おおふなトンFBページ:http://www.facebook.com/ofunaton.pr.character?hc_location=stream


というわけで長くなりましたが、徳地が愛する大船渡を簡単に紹介しました。

ボランティアでも観光でも休養でも、なんでもいいんです。一度来て、一度見て、一度食べ、一度感じてほしい。一緒にラジオに悪態つきながら、一緒においしい鮨をつっつき、一緒に海を眺めて、大船渡について話したい。ハビタット大船渡でみなさんが来てくれる日を待ってます!



2013年5月9日木曜日

事務局:5月東北ボランティア募集のお知らせ

【事務局便り 2013.05.09】


こんにちは。ハビタット・ジャパン事務局の高橋です。ゴールデンウィーク(GW)も明け、季節は春から夏に移り変わろうとしていますね。皆さん思い思いに充実した時間を過ごされたでしょうか。

ハビタットでは、GW期間中も東日本大震災により被災した地域で支援活動をボランティアの皆さんと行うことができました。安全管理また移動の面からお申込みいただいた全ての方にご参加いただくことはできませんでしたが、GW以降も支援を続けて参りますので、ご支援の方賜りますよう、よろしくお願いいたします。

さて、今日は5月後半に予定している大船渡でのボランティア募集と活動のご紹介をしたいと思います。

<ボランティア募集 in 岩手県大船渡市>
期間:5月24日(金)-5月26日(日)
場所:岩手県大船渡市
活動内容:5月25日に開催を予定しているイベントの運営お手伝いの他、ペインティング作業、建築作業、地元住民とのお茶会など、現地ニーズに応じた支援活動

詳細は以下より確認いただけますので、ご参加・ご協力の方お願いいたします。
お申込みはこちら (http://www.habitatjp.org/jpblog/2012/05/20120518TVR.html

<GW期間中の大船渡のボランティア活動ご紹介>

大船渡では、GW前半にあたる4月27日(土)から29日(月)の3日間を使い、現地住民から寄せられた支援にあたることができました。


1日目:末崎町にある被災した店舗3つからなる仮設商店街の外壁を塗るお手伝い

2日目:三陸町超喜来地区の子どもや住民が集えるログハウスの建築お手伝い

3日目:大船渡町プレハブ横丁の室外物置作り⇒1日目の外壁塗装のお手伝い


参加者は日本に暮らす海外の方含め、日本各地から集まった面々。共通の思いを持ち支援にあたる中で、自然と一つのチームとしてまとまりました。また、ハビタットでは震災直後から大船渡市に入り、ボランティアの皆さんと共に住民の方が一日も早く元の生活を取り戻せるよう支援を継続してきたこともあり、地元の方から、たくさんの励ましの言葉や差し入れまでいただき、温かい歓迎を受けることができました。そんな地元の皆さんの感謝の気持ちに応えるべく、3日間、ボランティアの皆さんは持てる力を精一杯使い支援にあたっていました。

まだまだ地元の方からは様々なニーズが寄せられています。ハビタットが掲げる「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を実現すべく、被災者の暮らしまたコミュニティへの支援に引き続きご参加・ご協力ください。

2013年5月3日金曜日

事務局:東北スタッフ便り(その2)


【東北スタッフ便り 2013.05.03】

初めまして、岩手県大船渡生まれ、大船渡育ち、ハビタット大船渡事務所の板沢です。

東北スタッフ便りを担当するに当たり、なにをお伝えしようか3日間悩みましたが、地元の住民として、まずは大船渡のことを皆さんに知ってもらうのが一番かと思い、今回は震災から2年が経過した現在の大船渡の様子を紹介しようと思います。

3月11日に追悼式が行われました。この2年で変わったこと。

第1に目に見える瓦礫がなくなりました。瓦礫がなくなったことで震災を忘れることはありませんが、前を向けるようになりました。


第2にBRTバス(元JR線)の運行が始まり、三陸鉄道(三鉄)の復活!これにより学生さんや車などの移動手段がない住民にとって、交通の便が改善。三鉄の復活は地元住民はもちろん、三鉄ファンのかたも大喜び。大船渡にも少し活気がでました。

第3に支援団体の方やボランティアさんの数が少なくなりました。震災の年は全国から休日になると足を運んでくださる方、中には仕事を退職して長期でボランティア活動に参加されていた方もいました。そして震災1年後にはたくさんの支援団体が大船渡の支援に乗り出し、各団体間のつながりを強め、協力して住民のサポートや街の復興に力をかしてくださりました。地元住民は、スポーツ(ソフトバレー)を通じて大船渡の若者を元気に!という目標を掲げ、支援に入ってくださっている方々に活動に参加、ご協力いただきました。

ですが、2年が経過すると、大船渡での支援を終え、撤退していく団体が増えてきました。大船渡を思って活動してくれていた人たちが去っていくのは…「このまま大船渡に残ってはくれないものか」と心の内で思いつつも、それを言葉にすることはできずにいます。「いつかそんな日がくる!」と、分かってはいたものの、やっぱり寂しくなります。なので、戻っていった人たちが、いつでも大船渡に帰ってこられるような環境を作りたいと思っています。

それから最後にもうひとつ。岩手県沿岸南部にお越しの際は、大船渡、陸前高田、太平洋を一望できる素敵な絶景ポイントがあります。31年かけて気付いた、私の癒し系スポット。


興味のあるかたは、是非大船渡へいらしてください!

ハビタットでは、ボランティアの皆さんと共に今後も現地のニーズに応じた支援活動を継続していきます。