投稿者:立命館守山高校OBOGチーム/ ハビタット・ジャパンが宮城で行う復興支援活動に参加
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昨年の12月、私たちは震災後、初めて被災地・宮城県を訪れました。そこで、帰り際に耳にした言葉は・・・「来てくれてありがとう」、「忘れないで」、「また来てください」、「また会いましょう」。私たちは、これらの言葉をずっと胸に刻み込み、これまで過ごしてきました。
そして、今年9月、再び宮城県を訪れ、「今の私たちにできる最大限のお手伝い」をさせていただきました。初日・1日目の活動内容は名取市閖上(ゆりあげ)地区に位置する日和山。山海から吹き寄せる潮風から、ハビタットが建てた「東屋」を保護する柱のメンテナンス作業。現地の皆さんが憩いの場として集う東屋では、たくさんの笑顔が溢れていました。「地域の温かみの発信源」として、長く大切に使われるために・・・。
最終日・2日目はハビタットが修繕事業を行った東松島市「川下(かわくだり)地区センター」でのベンチ作り活動。震災後、みなさんの力で修繕された地区センターの庭先に新たにベンチを設けました。ベンチ作りには、現地のみなさんと一緒に指導も受けながら、有意義な時間の中で完成させることができました。温かい心を持った方たちばかりで、私たちもたくさんの勇気をいただきました。
今回、私たちは自身2度目のボランティア活動として被災地・宮城県を訪れました。新たな出会いと共に2度目の再会をしたみなさんは、本当にとてもうれしそうに私たちを出迎えてくださりました。
2日間の中で私たちがした活動を振り返れば、被災地全体から見るととても些細なことです。しかし、私たちのその活動によって復興に向けた次なる起爆剤に少しでもなることを期待しています。たとえば、私たちの活動を見ていた幼い子どもたちが、数年後成長した際、私たちをきっかけに震災復興について考え直すように。そのようなことが共鳴していけば、必ず復興への確かな道が開けるはずだと私は信じています。
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