東北スタッフ便り （その31） ： セルフ・ビルド支援 11

【WEEK22-23】0324—0407　その他コマゴマ仕上げと天井の準備

みなさんご機嫌麗しゅう。大船渡の徳地です。ここ二週間の進捗をご報告いたします。

今は内部のコマゴマした仕上げの所を中心にわれらが施主佐藤さん（仮名）は頑張っておられます。どういう所かというと、たとえば窓やドア、引き戸の枠など、要は壁にカバーされない部分です。これはまず綺麗な木材を購入します（そうです、普段使っているものではなく、仕上げ材と呼ばれる特別におしゃれなものを使います）。そしてそれを寸法通り機械で割きます。そしてその表面を削って厚さなどを微調整します。そして溝など必要な凹凸をつけ、角をとって、今度は現場で合わせて、微調整をして、サンダーを掛けてやっと取り付けです。これには高度な技術が必要で、佐藤さんとスタッフの二人三脚（実際はスタッフは半人分の足にしかなっていませんが）で行ってきました。

そりゃまあ長いプロセスだこと。しかも、難しいんです！！普段何気なく見ている枠ですが、実はつじつまを合わせるために大工さんが多大なる努力と知恵を絞っています。佐藤さんが二日間腑抜けのようになんやらボーとしているなと思ったら、突然紙をどこからか引っ張り出して、「ここの部分な、こうやってこれがこうなるんだけど、ここの部分こうしようと思うんだけど、どう思う？」と質問してきたりします。あ、、、あれは考えている図だったのね、と徳地（笑）。その他には天井材を上げる準備もしました。

「どうしようかと夢中に考えてやってみて、それが出来上がるのをみる今が一番楽しい。」そうぽそっと佐藤さんは言っていました。

さてさて、そんな最中ですが、ダウ化工様からボランティアさんが19名来てくれました！！その報告は後日また！