2013年7月11日木曜日

国内:ボランティア体験談(東北その7)

【ボランティア体験談 @東北 2013.06.29-2013.06.30
投稿者:川北 祥平(社会人)/ ハビタット・ジャパンが大船渡で行う復興支援活動に参加
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はじめまして。

鹿児島で生まれ、その後全国各地・海外を転々とし生涯の引っ越し回数は20回以上をしてきた川北と申します。2011年11月から仕事の関係で、盛岡に来て早1年半が過ぎ、『ほんのひょんな事』から今回6/29(土),30(日)の2日間大船渡でボランティアを参加させて頂きました。

いまこのブログを読んでらっしゃるみなさん!私、川北がなぜHabitatさんのこのボランティア活動に参加したかお話したいと思います。

一言、先ほども申し上げましたが「ほんのひょんな事から(★)」なのです。

そもそもこのボランティアに参加する前は、震災地でのボランティア活動について、私はほとんど知りませんでした。震災以降の沿岸地について、ニュースで聞いたり、仕事で沿岸にいってみる事はあっても、そこで行われていたボランティア活動とはほぼ無縁でした。

ただ、盛岡に1年間半住んでいて友人から「(盛岡は被災地から近いので)震災地はいまどんな感じなの。」とか、「震災地は大変でしょう。」と言われたりしますが、「震災地の事、、自分、実は知らない事多いなぁ」という??な気分になりました。

震災地の事を知らない??→何かを知っておきたい→知る方法は?→ボランティアをする
この答えに繋がっていったのも、ある意味「ヒョンな事から。」

さて、では次に進みます。

◆どの様な2日間を過ごしてきたか

6/29(土) 
朝 大船渡にバスで到着後、Habitat大船渡事務所にてオリエンテーション
昼  大船渡末崎町で古城の跡地を整備 
夕方 碁石海岸近くでオープン間もないor間もなく店舗の壁にペンキで ペイント。
     ~その後、碁石温泉にゆっくり体を休ませた後、大船渡屋台村で新鮮な魚貝類を堪能~

6/30(日)  
朝  陸前高田の「奇跡の一本松」を見学~奇跡の一本松の『接ぎ木』の話を聞いて驚く~
その後 綺麗な大海原が見える高台のキャンプ村*にて、敷地の外周に柵の土台となる杭を打ったり、テント張り
*バンガローキャンプ村(名称The Higurashi Cicada Fort)の事。 オーナーの冨山さんはとても面白い方です。是非、みなさん陸前高田に行ったら出来上がったキャンプ村に行ってみてください。

◆今回のボランティア活動で発見した事

・違うバックグラウンドの人々が集まっても力を合わせてできるもんだ!!
今回ボランティアに参加したメンバーは、出身地も違えば今回参加した動機や、そもそもものの考え方が異なる(=バックグラウンドが異なる)人々でした。ほとんど『初めまして』からの状態から作業を始めます。ただ1時間も続ければ、ずっと前から一緒にいたかの様に力を合わせて皆さん作業を行います。丸太を運ぶ時だって、「ちょっと危ないよ」「重たいから気を付けて」という会話から、自然と人々の会話が繋がっていきました。

・震災地のイメージは、関わり方によっても変わるもんだ!
私は、仕事の関係で沿岸の被災地に行く事はあるので何となく私なりの『震災地』のイメージはあったのですが、今回たっぷり2日間いたおかげで大船渡・陸前高田の雰囲気により深くどっぷり浸かれました。今では、少~し震災地(≒個人的には『震災地』では無く、私は『沿岸地』と呼ぶのが好きなのですが)について語れると思います。


以上、ここで書いた感想は私なりの一つの感想です。私の『ほんのひょんな事』がきっかけなのですが、新しい発見と出会いがそこにはありました。


(★最後に問題です。『ひょんなこと』の語源ってご存知ですか?是非インターネットで検索してみて下さい。私は、今回初めて意味を知り今回このブログの「キーワード」にしてみました。)



2 件のコメント:

  1. おどろき、ひょんのき、さんしょうのき。

    大船渡徳地でした 笑

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  2. 『ひょんなこと』の語源を調べるきっかけになりました。知らなかったです(笑)

    大船渡での活動を通じて、被災地の現状を目に見ることができたかと思いますが、次回は、変化を感じてください♪

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