2016年12月27日火曜日

学生支部主催、全国GVフォトコンテスト

海外での建築ボランティア活動をはじめ、国内でのファンドレイズや啓発活動に取り組むことで貧困住居問題の解消を目指すハビタット・ジャパンの学生支部が、今夏海外建築ボランティアプログラム(GV: Global Village Program)に参加したGVチームを対象に、初の試みとなるGVフォトコンテストを開催しました。コンテストはSNSの一つ、Twitterを使って一般投票により実施されました。GVフォトコンテスト専用のアカウントが開設され(アカウントはこちらをクリック)、開催期間中に66ツイート、1,426のフォローを得て、決勝戦では560票もの投票がありました。

コンテスト主催メンバーが、フォトコンテストで最も多くの投票を得た中央大学の学生支部『C-Habitat』のみなさんに優勝作品を選んだ背景、GVに対する思いなどをインタビューしました。

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Q1.チームの基本情報
大学名(都道府県):中央大学(東京都)
CC名:C-Habitat
チーム名:お鼻GV
派遣国:フィリピン ケソンシティ
活動日程:14日間 817日~830
メンバー:計18名 男13名女5
支援した家の情報:集合住宅
主なワーク内容:ゴミ拾い、砂・石運び、地盤堀り、レンガ積み
写真の題名:「言葉の壁なんてありません」

Q2.なぜこの写真を選びましたか?
自分達と現地の方との実際の空気感が1番現れていると思ったから。

Q3.GVフォトコンテストに参加してみての感想
正直最初から1番良いという自信がありましたが、他のチームの写真もとても良く、他のチームを知るいい機会となりました。

Q4.チームの良いところ
本気で熱く取り組めるところ

Q5.GVの中で大変だったこと
2週間で家が完成しない点と雨などの作業中断

Q6.子供が写真に写っていますが、子供とのコミュニケーションはどうでしたか?接してみてどう感じましたか?
子供はみんな無邪気で、心から私達と遊んでいるのを楽しんでいて、家を建てるモチベーションに繋がったり私たちも色々と助けられました。

Q7.ズバリGVの魅力とは何でしょう?

現地の方々といいメンバーといい最高の仲間に出会えること!

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コンテストにエントリーされたどの写真も、それぞれのチームが作り上げたGVを表す素敵な一枚でした。エントリー写真は、全国GVフォトコンテストのTwitterアカウントより確認ください(Twitterアカウントをはこちらをクリック)


参加くださったチームの皆さま、投票に参加くださった皆さま、コンテスト実施をシェアしてくださった皆さま、ありがとうございました。


2016年12月7日水曜日

「動かす」ワークショップ 学生の課題解決と更なる成長へ

1130日、ハビタット・ジャパンとリクルート住まいカンパニー(RSC)との共催で、学生に向けたワークショップが開催されました。テーマは「動かす」ワークショップで、学生としてイベントを企画するとき、いかにして企業を巻き込み「動かす」ことができるか、ということをテーマに開催されました。イベントにはRSCの社員の方々が参加し、学生の企画立案の最中やその企画についてのプレゼンに至るまで、様々なことに対してアドバイスをいただきました。
参加した学生からは、「今後の活動にとても活かせる、新鮮な内容のワークショップでした」といった声や「今回のワークショップが、企業との関わり方を考える良いきっかけになりそうです」といったポジティブな感想が多く寄せられました。
その中でも今回は、日本大学の学生支部(Ala-N)のメンバーで、当日のグループを代表してRSCの執行役員の方に対してプレゼンをしてくれた、金井浩太郎くんの感想を皆さんにお伝えします。

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今回のイベントに参加したキッカケは現在、所属しているハビタットの学生支部として社会人の方と関わる機会がなかなか無いということもあって、社会人と学生が繋がれるイベントを開催すると聞いたときすぐ応募しました。

リクルートさんが開催してくださった内容が協賛を企業からいただくためのノウハウということで直接社員の方からプレゼンを聞けました。また、その後のグループごとでの企画を仕立てる段階やプレゼンで企画を発表した後に細かい部分までアドバイスをいただけたことを嬉しく思いました。そして最後には僕たちのグループがみんなの代表としてRSCの執行役員の方に直接プレゼンをする機会をいただけました。

ワークショップが始まり、まず最初に気づかされた点は社員さんのプレゼンの仕方に目を奪われました。社会人の方が学生目線と社会人目線の両方を使い分けて時に身近に、時に距離を置いて話す。砕けすぎず硬すぎずバランスが素晴らしかったです。イベント終了後に「魅力を伝えるために意識していることは何ですか?」と伺ったところ、「感情を出して話す」と言い、「嬉しい」、「楽しい」、「苦しい」、「つらい」といった感情を出すことが秘訣だと教えてくれて、自分も代表という立場にある身としてとても参考になりました。また、イベント協賛をもらうために自分たちの団体、来場者、協賛をいただきたい企業の3方の立場を考えることが大切だとおっしゃっていました。そして最後に大切なことは「熱意があるかどうかだ」と語ってくれました。
 
全体を通して学び感じたことは自分の団体にしかない強みをよく知ること。ボランティア団体に所属している僕らにはイベントを企画するときもボランティアをしているときも相手の立場になって考えて行動するということが何より大切だということに改めて気づかされました。

これからも社会人と学生が関われるような機会が増えてほしいと思います。そして学び感じたことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。