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私はこれまでに3回GVプログラムに参加し、海外でボランティア経験を積んできました。GVの内容は毎回異なるもので、いつも面白さを感じています。そこで若者、とりわけ学生がボランティアに参加する意義が何なのか、自身のGV,そしてキャンパスチャプターでの活動経験を交えてお話ししたいと思います。
私は小学生から高校まで野球一筋の生活を送っていました。大学に入り下宿を始め、新しい環境を迎える中で「どうせなら新しいこと、今しかできないことをやってみたい」、そんな思いを抱きました。そして、友人の紹介がきっかけで、ボランティアサークルに入ることを決心しました。そこで出会ったのがMusterPeaceのメンバーです。MusterPeaceのメンバーに加わってから迎えた大学1年生の夏休み、初めてGVに参加することができました。「毎日が楽しい」、そう思った気持ちが今でも一番記憶に残っています。また、2週間という限られた時間の中で、私たちのチームが携わった2軒の家建築が完成に近づいていく様を身近に見ることができ、充実感で一杯になりました。その後、昨年、今年の春と続き、GVに参加しました。そこで、ただ“楽しい”だけでなく、自分たち学生が支援の担い手として海外で活動する意味、そして自分だからこそできることは何なのかをじっくり考えるようになりました。私が出した答えは、学生の強みはひとりひとりが型にはまっていないことだと思いました。
大学生になりたての頃は、将来のビジョンがはっきりしていない人が多いと思います。だからこそ、4年という限られた時間を使い、いろいろなことに挑戦することで、将来自信をもって生きていけるようになると思います。その経験のひとつがボランティアであり、GV、キャンパスチャプターの活動はその経験を提供してくれているのではないのでしょうか。GVは、現地に赴き、価値観の異なる方と出会い、建てる、というボランティア活動を通じて、現地の家族の生活の一部に携わることができる。時間に余裕のある学生だからこそできるボランティア活動、そして支援だと私は考えています。
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