皆さまこんにちは、大船渡にいました徳地です。ご無沙汰しております!
この度、徳地は初めてグローバルビレッジプログラムに同行させて頂きました。海外での建築活動について、リポートします。
この度、徳地は初めてグローバルビレッジプログラムに同行させて頂きました。海外での建築活動について、リポートします。
徳地がやってきたのはタイのチェンマイ。一般参加者により結成される毎年恒例ジャパン・ホープ・ビルダーズによる建築活動に同行するためです。日程は移動を含めて1週間。その期間中に、5日間のワーク、1日の観光、そして小学校訪問が詰まった、盛りだくさんな内容でした。
今回参加してくれたのは、忘れもしない学生と社会人の混合チーム17人。年齢も職業も違う方々ですが、特に建築活動が始まり、バケツリレーなど、チームワークが必要不可欠な作業を経験したあとは、昔ながらの友達かのように打ち解けていました。
寡黙でシャイなホームパートナーのプイさん(妻)とカエさん(夫)は、言葉の壁もあって、最初は食事もボランティアさんと離れて取っていましたが、ボランティアさんの誘いをきっかけに、ハビタットタイのスタッフの通訳とボディーランゲージを通しての交流が始まりました。プイさんご夫妻の顔が、時間と共に緊張した顔から笑顔が絶えない顔に変化していきました。最後の日カメラを片手に、ちょっと寂しそうに皆さんの写真をいっぱいとっていたプイさんがとても印象的でした。
柱と屋根しかなかったところに壁と床ができ、浄化槽が入りました。最後の日にデディケーションセレモニーを行いました。そこでは、ボランティアからプイさん夫妻へ、千羽鶴、メッセージが書かれたTシャツ、集合写真が入ったフォトフレームなどがプレゼントされました。
ボランティア最年長、頼れるリーダー格のミツナガさんは、完成式のスピーチをしてくれました。携帯電話にメモしたカンペをみながら、一生懸命英語でジョークを交えながら気持ちを伝えました。「カエさんと一緒に浄化槽を掘りました。もし不具合があれば、僕に電話してください、いつでも帰ってきます。」旦那さんのカエさんは、形を現した新しい「ホーム」を前に、声を詰まらせた場面もありましたが、このミツナガさん渾身のジョークには思わず歯を見せて笑いました。
徳地は大船渡にいたころに色んなプロジェクトに関わらせて頂いたため、ないところから何かが出来る様子、「家」が人に与える感動、我が家の建築が関わった本人たちの自信になっていくことなどは、何度も経験してきました。それでも、屋根と柱しかないところにボランティアが来て、ホームパートナーさんと一緒に壁や床を作っていき、最後には何も無かった所に「家」が現れる素晴らしさ、そしてその感動が薄れることはありません。
徳地さん大変お疲れ様でした!最高に素敵なプロジェクトだと思います!何処に居ても大船渡を想ってくれるのは嬉しいですね!確かにローカルにボランティアが溶け込むまでの感覚は発災後に我が大船渡でボランティアを受け入れ始めた頃と似ているかもしれないです。徳地さんはじめHabitatのスタッフ皆さんには3.11直後から今まで大船渡での長期の支援プロジェクトを続けて頂いて本当に感謝しております。その様々なプロジェクトのおかげで数えきれないほどのボランティアの方達と地元を繋げる事が出来たのはモノ凄い財産ですね。チェンマイでのグローバルビレッジプロジェクトに参加した方達も物凄く熱い繋がりができたと思いますし、何よりも現地の方達にとっては”伝説”となることでしょう。東北・大船渡もまだまだ復興途上です。復興応援スタディツアー等にも多くの方達が参加して、新しい繋がりを持って欲しいと思います。出来ることなら もう一度 この地で新たなプロジェクトを・・・
返信削除大船渡からHabitatファンY.Nでした。