2014年10月3日金曜日

【国内ボランティア体験談】スポーツは、人を繋ぐ!

ハビタット・ジャパン青山学院大学学生支部SHANTI SHANTIの皆さんが、大船渡でスポーツを通して地元の皆さんと交流しました。白熱した試合を通して、どんなことを感じられたのでしょうか?二人の学生さんに感想を聞きました!
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SHANTI SHANTI 3年の米田彩紗です。大船渡へ、91214日という弾丸の旅をしてきました。今回の目的は地元の方とスポーツ交流をするためでした。6月の大船渡訪問以降、ずっと実現させたいと思っていた企画なので、わくわくしていました。

地元の方々のサークルに参加させていただく形で、一緒にソフトバレーをしました。ハビタット・ジャパンの板沢さんから、メンバーは30代前後で人見知りだと聞いていたのですが、サークルの皆さんは元気ハツラツで、学生に劣らないほどでした。やはりスポーツは人を若返らせるのでしょうか(笑)。私自身、大学生活の中でスポーツをすることはほとんどないので、久しぶりの運動でリフレッシュできました。このスポーツ交流をきっかけにして、これからも交流を重ねていきたいと考えています。最近はボランティアのニーズはなくなってきているといった声も聞きます。「では、私達に出来ることは何だろう」と考えてきましたが、このように、地元の方々と交流することが大切なのだと知りました。

またハビタットのスタッフの方々に、スタディツアーをしていただきました。今回訪れたのは、震災以前は大船渡のメインストリートだった所です。現在はほとんどの建物が流され、草原が広がっています。カーナビには建物が映っていても、実際は何もありませんでした。震災当時、人々が避難した高台まで連れて行っていただきましたが、波はそのぎりぎりのラインまできたそうです。もしも波がもっと高かったら、高台ごと流されてしまっていた、そう考えるとぞっとします。津波記念館にも行きました。被害が大きかった場所で唯一流されなかったその建物は、ブロックで積み上げられた家でした。家の中にいた方は、家が流されなかったために助かったそうです。その家を作った方は、震災経験者で、頑丈な家を作るためにブロックを使用したそうです。このような教訓というのは大切にするべきだと実感しました。

今回の旅は、色んな人の協力のおかげで、内容が濃い二日間でした。スタディツアーを通して、やはりまだまだ復興には時間がかかることを実感し、そんな中でも、私達にできることの一つとして、地元の人と楽しめるスポーツ交流を発見することができました。次に大船渡へ行く時は、観光も含めて、ゆっくりしたいと思います。

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SHANTI SHANTI2年の太田実です。 大船渡を訪ねるのは、二回目でした。以前訪れた時とは全く違う内容でしたが、とても楽しかったです。やはり一緒に身体を動かし汗をかくと、仲良くなれますね^^

勤労青少年ホームのみなさんはバレーがとてもお上手で、最初の方は震え上がっていました。でも、気がつくと何時間も夢中でゲームをやってしまうほど熱くなっていました。またぜひ対戦させていただきたいです。 



今回は、ハビタット・ジャパンのスタッフさんに沢山お世話になり、感謝でいっぱいです。大船渡付近の震災直後の様子や今の現状を説明してくださったり、実際に仮設住宅にも少しの間でしたがお邪魔させていただり、新しく学ぶ事も多かったです。二日間と、とても短い時間でしたが、たくさんの新しい出会いがあり、繋がりが増え、また新しい大船渡の魅力も見つける事が出来ました。ボランティアは、必要とされている人のためにするものですが、それと同時に自分のコミュニティを広げられるメリットもあることを、今回改めて気づく事が出来たように思います。私もまた近いうちに、今回知り合った方々に会いに大船渡に足を運びたいです。

一度は行きたいな、って思ってる方。行けば必ずまた行きたくなるでしょう。迷わずに行動に移したらいかがでしょうか!


SHANTI SHANTIの皆さん、ありがとうございました!


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