ハビタット・ジャパンの学生支部(キャンパスチャプター)が活動する関西学院大学三田キャンパスで、熊本地震の被災地をうつした写真展が開催されました。写真展開催を企画したのは、キャンパスチャプターEco-Habitat関西学院に所属する石川さん。石川さんは震災から1ヵ月が経過した5月末の週末を利用して、ハビタットが支援に取り組む西原村でボランティア活動に参加しました。2日という限られた時間は貴重な経験になったと語る一方、もっと何かできないか、そんな思いから写真展を開催したと話します。石川さんが寄せてくださった写真展開催への思い、写真展の様子をご覧ください。
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目的:キャンパスの学生だけでなく、自分たちも熊本地震に対して考える機会を作る
開催期間:2016年6月24日12:40~2016年6月30日
開催場所: 関西学院神戸三田キャンパス
5月28日から29日にかけてハビタットが呼びかけた西原村での短期ボランティアに参加しました。緊急支援としてのボランティア活動には参加したことがなかったので、被災した直後の被災地を訪れ、そこで活動できたことはとても貴重な経験になったと思います。 (5/28-29で行ったボランティア活動の様子はこちら)
5月28日から29日にかけてハビタットが呼びかけた西原村での短期ボランティアに参加しました。緊急支援としてのボランティア活動には参加したことがなかったので、被災した直後の被災地を訪れ、そこで活動できたことはとても貴重な経験になったと思います。 (5/28-29で行ったボランティア活動の様子はこちら)
ですが、二日間の間で自分にできたことは限られていたように感じました。避難所での生活を余儀なくされている方々、身寄りがなく被災した家の片づけをしなければいけない方々とお話をし、住宅再建に関する広報物をお渡ししても、何か直接的な支援ができないもどかしさのようなものを覚えた自分がいました。その感情からか活動を終え、関西に戻ってから、今の自分に何ができるのかを考えました。そして、活動中、避難所での生活の大変さや支援物資の多さなど、直接目で見て感じることが多かったので、熊本地震で被害を受けた被災地の現状に触れることができる機会を作りたいと、今回の写真展を開催することに決めました。
写真展には熊本でのボランティアに参加された学生や、九州出身の学校の職員、阪神淡路大震災を経験された市役所の方が来てくださいました。足を運んでくれた総合政策学部の水田さんは「僕自身も、6月に益城町の方へボランティアをしに行かせてもらい、そこで継続的支援の難しさを痛感しました。写真展では、実際に現地に行ってない方でも、現地の当時の様子や、自分に何が出来るかを考えさせられる内容だったと思いました。僕自身の中でも、継続的支援の中に写真展を開催することも、含まれているように感じ、ぜひ、今後も自分の力が支援に繋がる活動であるなら積極的に参加してみたいと感じました」と語ってくれました。